涼しく眠れる天然素材。イ草とは?イ草はどうやって作られているのか。

そろそろ暖かくなってきました。この時期になるとイ草の製品を仕入れます。イ草は主に畳表として使われていますが、寝ござやラグとしても使われます。

 

イ草はどうやって栽培せれているのでしょう。筑後地方での栽培風景を見学してきました。

イ草栽培の水田

12月に植えて、8月に刈り取る。伺ったのは4月ですので、丁度半分位の時期です。だいたい30~40cm位でした。一本一本生えているというより、束で生えています。

 

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土がカラカラです。健康なイ草を栽培するため、水分調整を行い土の中の酸素濃度を調節するそうです。それは、事細かに検査、検証を高め、より良いイ草作りを積み重ねてられています。しかし、ここのところは安価な海外産に押され気味で、イ草の田んぼも少なくなっています。

 

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昨年の8月に刈り取られたイ草は、乾燥と洗いを行い4月のこの時期位から製品の加工に取り掛かります。乾燥は泥に染めて行いないます。泥に染めて行うことで、急激な乾燥や直射日光を避け、みずみずしくて強いイ草が出来上がります。

 

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染めた後のイ草です。こうやって並ぶと鮮やかです。思っていたよりも、沢山の色がありました。

 

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染らたイ草は、このようにセットされ、製品に色に合わせ織られていきます。

 

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イ草は横糸として織られています。ガシャーガシャーンと織られていますが、スピードはそんなに速くありません。10cm進むのに数分かかっていました。以前、生地の織り機を見ましたが、断然そっちの方が速かったです。加工の段階では、イ草は折れやすいのでそんなにスピードが出せないし、天然素材なので、1本1本の形が違うから難しいのでしょう。

 

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工場フル稼働です。

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短すぎたり、折れていたりするイ草を取り除いています。これは、速かった!バサッバサッバサッ

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そして、このように製品になります。写真はこども用の寝ござです。イ草は中空繊維なので、湿度を調節します。畳がいつもさらさらなのは、このためです。筑後産をはじめとした多くのイ草は、田んぼの土、水、酸素濃度、刈り取り時期、乾燥方法など、健康で丈夫なイ草を作るため努力されています。

 

一昨年はひんやり系寝具が流行りました。昨年は天然素材であるイ草が、人気で売り切れてしまうほどでした。私自身も天然素材のイ草は大好きです。香りもイイですよね。

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