八兵衛地蔵尊消防祭りを ご存知ですか? 福岡・唐人町
323年前、江戸時代徳川の将軍があの犬将軍だった頃から続いている祭りなんです。地蔵さんになっている八兵衛さんは、その頃肥後から父を探しに唐人町へやってきたそうです。そして成道寺の過去帳に父の名前を見つけました。父の供養のためそのまま唐人町に住むようになりました。
ある日、今の須崎で大火事があり、出動した唐人町の火消しとある町の火消しがけんかになり、相手方に死者がでました。当然町奉行から犯人を出せと言われます。唐人町の人々は困りました。
この危機を救ったのが八兵衛さんだったのです。「みんなには亡くなって悲しむ家族がいる。おれには家族はいない。流れ者のおれを唐人町のみんなはやさしく仲間に入れてくれた。だから、恩返しをさせてくれ」
と身代わりになり処刑されました。それから300年以上毎年八兵衛さんを供養する祭りが行われています。
当然のことですが、江戸時代にもこの街に住んでる人たちがいて、その時代からずっと続いてる祭りがあるって、なんか凄いな~ロマンを感じるなあ。
祭りは8月23日・24日です。小さな小さな祭りで、出店とかも少ないですが、消防太鼓とかは迫力ありますよ。場所は成道寺さん下の地図ところです。あと、各日先着40名ですが、宝探しがあります。小学生のお子さんは大喜びですよ!
宝探しに夢中なこどもたち
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