毎日、何時間眠っていますか?
最近、深夜に昔のドラマをやっています。たまたま何気なしに観ていたのですが、面白くて見続けてしまった「男女7人夏物語」。わざわざ「作品の根源にかかわるオリジナル表現を尊重して放送します」と書かないといけない程、今の時代では不適切な表現が多く使われています。だから面白い!
明石家さんまさん、カッコいいです。40歳の時だそうです。お笑い芸人で演技も上手い。劇中の大竹しのぶさんとのセリフのやり取りのテンポが良く、息もぴったりで後に結婚されたことも納得です。
そんな明石家さんまがショートスリーパーであることは有名な話です。
他にもエジソンやナポレオンのショートスリーパー伝説も残っているので、成功者=ショートスリーパーだと、真似をして睡眠時間を削る方もいるようですが、それは無理なことのようです。
スタンフォード大学の研究でショートスリーパーは遺伝子によって決まることがわかったそうです。時計遺伝子というのがあり、その遺伝子の変異による特異体質だそうです。
だから、睡眠時間を削って仕事量を増やすより、ちゃんと眠ってパフォーマンスを上げた方が、結局は効率が良いようです。
ただ、寝すぎも良くない。
休日に寝だめと思って長く寝て、一日中ボーっとしたり頭痛がしたりの経験はありませんか? それは、体内時計のリズムの乱れによる不調です。
サンディエゴ大学の100万人規模6年間の調査では、平均睡眠時間が3~4時間の人と同様に9~10時間の人の健康リスクが高かったようです。
睡眠時間が短いのも良くないのですが、長すぎるのも良くないのです。
さて、健康リスクが最も低かった人たちの睡眠時間は? 答えは7.5時間。
お仕事が忙しかったり、家事や子育てで多忙な方、ドラマの観すぎなどでなかなか睡眠時間の確保が難しいかもしれませんが、健康のため、日々のパフォーマンスを上げるためには、7.5時間睡眠を目指してみてください。
参考文献.西野清治.スタフォード式最高の睡眠.サンマーク出版,2017.
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