福岡市中央区役所に行かれる方へ

区役所に行くと必ず知り合いに会うというジンクスを持っています。

先月、区役所に行きました。今日は誰に会うのだろう?

年度末の月末であり区役所は混んでいて、待ち時間も長かったのに、珍しく知り合いには会いませんでした。ああ、こんな日もあるのだなと、そこでそう思うほどのジンクスだしたが、途切れようとしていました。

中央区役所は地下駐車場になっていて、1階から地下へは階段で降ります。降りきったところのもし地下2階があればそこも階段になっているはずの行き止まりの薄暗い場所があります。

薄暗く人気もないその場所を通るとき「おかしいなぁ~、なんかへんだなぁ~」と思いふと見ると

 

突然いなくなったうちの台車でした。

いついなくなったのか? そういえば最近台車みらんねえ。というような状態だったのです。その後もあまりに見当たらないもので台車2号を購入しました。

 

 

台車1号と2号では全然タイプが違うのです。台車1号はずっしりと安定感があります。マットレスのように重いものを乗せても操作性を損ないません。ただ、体そのものが重いので、車への載せるが大変でした。

2号はその逆で、軽量だから車へ乗せるのは片手の全て指を使うまでもなく簡単ですが、重いものを乗せると安定感がなく、そもそも体が小さいので沢山の荷物は載せれません。そんな納品があるたびに「ああ、1号が居たらなあ」と思い出していました。

まさか区役所で再会するとは。元気でやってたんだね、という思いと、このことはyokunelthingで皆さん伝えなければいけないことだと、スマホのシャッターを切りました。

思い返せば、あの納品の時だなと。区役所に納品があり、その時に忘れたのだと。

あの薄暗い場所は、会社でいうと窓際ではなく、バリバリ働いている場所なんですよね。バリバリ最前線で働いたその汚れた姿を見ると、
役にたっているんだなと嬉しかったのです。

役所の方に返してくれと言えば、返してくれると思われますが、なんか元気で役に立っている姿を見ると、あいつにとってはその方が幸せなんだろう。と、車のエンジンをかけ、地下から地上へのスロープを上りました。

そもそも忘れたのはぼくの方だし、今更返せとは言わないわ。ただ、せめて皆さん、中央区役所に行かれた際には、その雄姿を見てやってください。

2021年10月17日 | Posted in 日々のこと | | No Comments » 

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